福田が不健康な時に見るページ。

01.不安に名前を与える。

得体の知れない恐れに名前を与えて見える化すれば、大したことはない。例えばばそれは、誤解されるかもしれない。妥協しなければいけないかもしれない。拒絶されたり叩かれたりするかもしれない。生きているうちに価値が認められないかもしれない。オリジナルと思っていたことに前例があるかもしれない。などである。だけど、すべて覚悟の上で始めた仕事じゃないか。

02.拒絶を拒絶する。

自分の視点が理解できない「間抜け」たちに、こっそりと優越感を覚えること。拒絶されたからといって、がっかりしたり諦めたりする必要はない。建設的な批判をもらったら、自分の意見と照らし合わせて変えるべき点があるか検討する。ただ、忘れてはいけないのは、自分がやっていることは、とかく人を不安にしたり安定志向を脅かしたりするということ。だから、批判や断りの手紙やメールや音声を受け取ったら、破るか、削除するか、焼くか、串刺しにするか、録音してあとで「だから言っただろ」という手紙を添えて送り返せるように取っておくかする。一番大切なのは、自分の作品やその価値を、別のセンスのいいパトロン候補者にプレゼンして回ることだ。

03.妥協しない。

受容、金、その他褒賞のために妥協しないこと。理由ある反抗を心がけること。ただ面白いから、エゴが満たされるから、安楽したいからという理由だけで慣習を踏み潰すのは良くない。伝統の枠を超えつつ、ひとつの集団や運動の一部になることを選択肢に入れ、アイデアが受け入れられるのに何年も待つことを覚悟する。拒絶や批判を想定し、うまく付き合うこと。ひっきりなしにそれに晒されるかもしれないが、必ず越えられる。必ず。

02.マニフェストを掲げる。

ゲームチェンジャーであるからには、常識を疑って変化を促すこと。そのためには、まずマニフェストを掲げる必要がある。それは挑発的で、やさしく、ちょっと面白いコピー。自分が何のために常識を破壊する仕事を手掛けようとしているのか確かめる時に役に立つはずだ。

05.ジャンルの破壊に手を染める。

安全圏に引きこもらないこと。少しでもいいからジャンル破壊をやってみて結果を見ること。無残な失敗に終わるかもしれないし、ひょっとすると面白いことになるかもしれない。世界にある素材を混ぜ合わせたら、何かが起こる。

06.天才集団の一員になる。

才能の溜まり場に飛び込むこと。アーティスト、経営者、キュレーター、学者、センスがよくて流行の先端にいる人たちが大勢集まって豊かな何かを生み出す場所がどこかにある。全員である種の才能のプールをつくり、そこから優れた作品を生む場所が。見つからなければ作ればいい。そうしてそこに飛び込んだら、周りの資源を吸収し、自分の時間とエネルギーと思考を全部その場に差し出すこと。

07.ゲームチェンジャーでいる。

世界に少しでも新しいものを生み出し、周りを驚かせることを生きがいにすること。エゴとひたむきさを併せ持つこと。境界を越え、伝統を踏みつけること。先駆者であり、誰に理解されようがされまいが、その姿勢を保ち続けること。批評家や多くの経営者や観客はいずれ追いついてくる。過去のアートに宣戦布告し、もっと豊かな未来の可能性を示すのが福田の仕事だ。